春の自分磨き特集 プロに聞く、ひと手間かけたスタイルアップ
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STYLE UP INTERVIEW 片山さつきさん 片山さつきさん
STYLE UP INTERVIEW 2005年9月に衆議院議員総選挙に初当選した自由民主党の新人片山さん。
同年11月からは経済産業大臣政務官に就任し、大臣を助け国会対応をしたり各省庁の制作に参画するなどの仕事を担っています。
毎日忙しいけれど仕事はとても楽しいという片山さん。
主婦業をこなしながらキャリアアップしてきた秘訣や働く女性の悩み、プライベートについてなどを語ってくださいました。
片山さつき
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政治家への転身
官僚から政治家へとシフトした人生
昔から政治家を目指していたわけではなく、自由民主党からお話をいただいたことがきっかけで衆議院議員になりました。政治家というのは一人一人の個人判断。それに対して、官僚というのは一にも二にも三にも組織ですので、スタンスの取り方が変わりました。日本では官僚から政治家になるっていうのは多いパターンですよね。それはある意味、我が国では政治家と官僚とが協力しながら政治を担ってきた部分があるからだと思います。

女性が働くのは損?
写真損得の両方があるとは思いますが、私が東大を卒業し大蔵省に入社した24年前に比べ、損なことは減ってきていると思います。今女性が問われているのは、この日本の働きすぎな社会でどう働くかということ。まだまだ働き方って硬直的でしょ。進んでる外資系の会社でも夜10時頃まで皆が残業していたり、上司がいると帰れないなんていうお話もたくさん聞きます。未だにノミュニケーションも強制されるそうですし。その中で、M字カーブ世代(20代後半から30代半ば)の女性が、出産した後もノミュニケーションして夜10時まで働いて、脱落せずにいけるかっていうと相当苦しいでしょ。私は出産はしなかったけど30歳で結婚して、仕事以外のアクティビティにも一定の力を裂きながらきているわけなんだけど、それだけだって相当大変。その相当大変なことを実行するのかという選択に迫られている状況ですよね。
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少子化問題について
少子化の会議でいつもその話になるんですけど、全体的に働きすぎ社会をワークシェアなどで分散しないと今以上に出産率がブレイクすることは難しいと思います。経済的な理由に対しては育児手当てを増やすべきでしょうし、私自身も経験があることですが不妊治療は数十万円もかかりますから保険で一部だけでも負担できたら確実に出産率が増えるでしょうね。保育所の数はかなり増えてきたけど、さらにもっと柔軟化したらいい。北欧とかフランス並みの出産率にさせたいんだから、そこまで対応しないと駄目だと思いますよ。

経済産業省で調査をしたら面白い結果が出ました。大企業に比べて、中小企業のほうが正社員の女性がお子さんをお持ちの平均数が高いんですよ。女性正社員の全体では、一人目を出産すると7割が退職するなかで、中小企業に限っては会社に残る比率が高い。理由は色々なことがあり得るんですが、例えば10人程度の会社だと社長が全員に目を配り、この人は今まで頑張って仕事してくれたから出産・育児の間、半年から1年我慢しようという柔軟な流れが実現できる。それに対して何千人規模の会社では公平な人事をするために何年この職務に勤めた上で試験にパスしたら昇進という流れで、それに乗り遅れたくないから出産を選択できないケースが多いわけです。

アメリカで上場しているような先進大企業は、マイノリティや多様性を人事スケジュールに入れているなど良い環境になってきています。地域密着型の中小企業でもオーナーがそういう考えを持っているケースは、女性がずっと勤め続けられる環境です。しかし、そのどちらでもない状態に陥っている企業が大半なので、そこに向けて何かしらの成功モデルを作ることを経済産業省でも課題としています。
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家庭と仕事を両立するためには
写真女性は出産・育児をするためにキャリアステップをあきらめるか、キャリアステップするために出産・育児をあきらめるかを選ばなくてはいけない状況が現実ですよね。だから、男性には申し訳ないのですが、他人事ではなく100歩譲って女性の視点でみてもらわないとこの少子化という問題は解決できない。日本の省庁も制度としては男女の均等は法律上書いていますけれど、育児休暇を取りやすいかといったら、他の一般企業とあまり変わらない。キャリアステップしようと思ったら、出産を考えてしまうのが現状です。

男性には主婦業はできても出産はできませんから、そこのところを男性には完全に譲ってもらわないとならないと思います。日本はあらゆることを上手く調整しながら折り合いをつけてきた国だから、実現できると思いますよ。
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本業以外で得意なこと
すごく得意というわけではないのですが、学生のときはテニス、今はゴルフをしますね。あとは、うちの旦那さんがあまり家事をしないので、平凡な主婦として案外うちのことをしますね。3つ、4つ、一度にいろんなことを非常に短期間でできる。家にいても、通勤途中でも、仕事でも、段取りの組み合わせで超高速で動いています。
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理想的なオフの過ごし方を教えてください
新人政治家としてはオフなんて持ったら悪いですよね。オフがあるなら挨拶に来いって話ですよ。日本の社会は働きすぎと言っておきながら矛盾していますが、政治家という職業は極めて特殊ですから。それを選んでしまったからには、一般企業のケースとは異なります。オフがあっても半日ですね。そうすると、ただ睡眠をとるかマッサージ器が欲しいという欲望かな。
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取材後記
ピンクがかったパープルのツイードスーツにロングブーツという可愛らしいスタイルでインタビューに現れた片山さん。少子化問題について熱く語る姿から、女性ならではの視点で日本という国をより良くしていこうという熱い意気込みがひしひしと伝わってきました。周りの意識を変えていきながら、より女性の働きやすい社会をつくりたいですね。
衆議院議員 片山さつき プロフィール
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取材協力:Talking Japan