更新日:2009年5月14日

OCN WOMAN > エンタメ > GARNET CROW 中村由利さんインタビュー

デビューから今年で9年目を迎えたメンバー4人で構成されるアーティスト集団GARNET CROW。
抑揚のあるダイナミックな展開やハーモニーの美しさに定評ある全楽曲の作曲・ボーカルを担当し、グループの顔となっているのが中村由利さん。
結成10年目を目前にメンバーが意識していること、クオリティーの高い楽曲を作り続けてこられた理由、中村さん自身のライフスタイルへのこだわりやお気に入りアイテムについてなど、お話を伺いました。

■GARNET CROW 29thシングル「Doing all right」

試聴・ダウンロード[MUSICO]CD購入[Amazon]

■GARNET CROW DVD
「Are You Ready To Lock On?!〜livescope at the JCB Hall〜」

DVD購入[Amazon]

OCN WOMAN JuicyStyle GARNET CROW 中村由利 さんインタビュー

movie

「Doing all right」

GARNET CROW
29thシングル
「Doing all right」

2009年5月20日発売

<Type A「Doing all right」side>
価格:¥1,050(tax in)
GZCA-7141
1. Doing all right
2. Nora
3. Doing all right(Acoustic vocal ver.)
4. Doing all right(instrumental)

<Type B「Nora」side>
価格:¥1,050(tax in)
GZCA-7142
1. Doing all right
2. Nora
3. Nora(Orchestra vocal ver.)
4. Doing all right(instrumental)

▼試聴・ダウンロード[MUSICO]
▼「Doing all right」 TypeA CD購入
▼「Doing all right」 TypeB CD購入

「Are You Ready To Lock On?! 〜livescope at the JCB Hall〜」

GARNET CROW
【ライヴDVD】
「Are You Ready To Lock On?! 〜livescope at the JCB Hall〜」

livescope2008公演を完全収録
2009年5月20日発売
価格:¥4,500(tax in)
GZBA-8008〜8009
<Disc1>
1. 最後の離島
2. 夏の幻
3. もう一度 笑って
4. call my name
5. 水のない晴れた海へ
6. Wish★
7. Endless Desire
8. 忘れ咲き
9. The first cry
10. 廻り道
11. 夢のひとつ
12. Mr.Holiday
13. 涙のイエスタデー
14. まぼろし
15. Holy ground
<Disc2>
16. Love is a Bird
17. 夢みたあとで
18. 世界はまわると言うけれど
19. 二人のロケット
20. 君の思い描いた夢 集メル HEAVEN
21. Argentina
22. 今宵エデンの片隅で
〜Encore〜
E1. 向日葵の色
E2. ふたり
E3. スパイラル

プロフィール

中村由利(ナカムラユリ)

作曲とボーカルを担当。
GARNET CROWの全作曲を手がける他、ZARD「止まっていた時計が今動き出した」を始めとする作曲家として、他アーティストにも作品提供している。
ロマン的な匂いを漂わせるメロディーやダイナミックな曲展開、ハーモニーの美しさなどには、幼い頃から慣れ親しんできたクラシック音楽に通じるものが備わっており、時に力強く、時に包むように優しく響く、アルト域の特徴的な歌声は、強いオリジナリティーを放つ。
コーラスワークにも定評があり、2007〜2008年に行われたZARD “What a beautiful memory Tour”ではコーラスとして参加。

GARNET CROW(ガーネットクロウ)

2000年3月に「Mysterious Eyes」「君の家に着くまでずっと走ってゆく」の2タイトル同時発売でデビュー。
全作曲を手がけるボーカルの中村由利、全作詞とキーボードのAZUKI 七、アレンジとキーボードの古井弘人、ギターの岡本仁志で構成。一貫してハイクオリティーなサウンドと包容力のある独特の世界観でリスナーを魅了し続け、2008年10月までに28枚のシングルとベストアルバムを含む7枚のアルバムをリリース。「夢みたあとで」「百年の孤独」他多数のヒット作を生み出す。

■GARNET CROWオフィシャルサイト

―今年でデビュー9年目を迎えられて、心境はいかがですか?

振り返れば、あっという間でした。
来年は10年目を迎える記念すべき年ですから、今年はそれに向けた助走期間。
いろんなことにチャレンジしたいと考えています。

―ニューシングル「Doing all right」について、想い入れをお聞かせください

今までのシングルとは違う、ポップで前向きなイメージの曲です。
GARNET CROWというとバラードやダークな印象の音楽が多く、それを支持してくださる人がたくさんいらっしゃるんですが、また別の顔を出したいという思いがあったんです。
私たちの曲作りは、まず最初に私がメロディを作るのですが、ちょうどこの曲のデモテープを作るのと並行して、ライヴDVD(「Are You Ready To Lock On?! 〜livescope at the JCB Hall〜」)の編集作業をしていたんですね。映像をチェックしているうちに皆で歌って踊っている光景が頭に入っていて、それが自然に曲作りに反映されました。
「Doing all right」というサビの部分は、ついつい口ずさみたくなるというのを意識しています。
仕事で煮詰まっているとき、人間関係で悩んでいるとき、落ち込んでいるときは、この「Doing all right」のコーラスを聴いて「がんばろうかな」と元気をチャージしてもらえたらいいですね。

―ライヴ「Are You Ready To Lock On?!〜livescope at the JCB Hall〜」はチケットが即ソールドアウトだったそうですね。
改めてDVDをご覧になって、いかがでしたか?

ついこの間のことのように興奮がよみがえりました。
約半年の準備期間の中でトラブルもたくさん乗り越えて本番を迎えたので、その色んな想いが込み上げてきてオープニングから泣きそうになったり、明るい曲なのにウルウルしてしまったり。
それとファンの皆さんがすごく笑顔で、一緒に歌ったり踊ったり楽しんでくださったんだなというのが伝わってきました。会場の皆さん参加型のライブにしようというコンセプトが成功して、バンドメンバーもファンの皆さんも今までのライブの中で一番笑顔が多い映像でしたね。
曲はロックでカッコイイもの、皆で歌ったり踊れるポップなもの、またGARNET CROWならではのバラード曲は壮大なライヴ向けのアレンジで披露したりと盛りだくさんの内容です。

―デビューから8年間、良い形で活動を続けてこられた秘訣を教えてください

作曲とボーカルは私、作詞はAZUKI 七、編曲は古井弘人、岡本仁志はギターという風に、メンバー4人の役割分担を明確にしているから続けてこられたんだと思います。
それぞれが最大限のものを出して、それを融合させて納得するまで追求する。それがクオリティを維持できる秘訣。自分ひとりだけだと、どうしても楽なほうにいってしまいます。メロディや歌詞は歌いやすいものを当てはめてしまったり。でもこの4人でやっていると、そういう概念がなくて、いい楽曲を作るために常にハードルを上げて、それを皆で乗り越えています。
そのプレッシャーを自分ひとりで背負っているのではないというのが4人の強みですし、お互い負けていられないと刺激を受ける良きライバルでもあります。

―「Doing all right」のカップリング曲「Nora」は野良猫の視点で描かれた曲だそうですね

昨年3月に放送された深夜ドラマ(ABC「家族レッスン」)のテーマソングで使っていただいたのですが、問い合わせが多くて急遽カップリングに浮上してきた曲です。
GARNET CROWのイメージそのまま、温もりや切なさが凝縮された楽曲になっています。
ちなみにアレンジの古井さんは猫を飼っています。私は犬派ですけど(笑)。
野良猫の視点というのは歌詞があがってきて私もびっくりしました。ハッピーエンドではなく、切なくなる歌詞なので、あの猫どうなったのかなぁと続編が知りたくなりました。
猫を人間に置き換えても通用する内容なので、家族の温かさ、日常の中の幸せを感じていただけたらと思います。

―メンバーとプライベートで食事したり遊びに出かけたりしますか?

たまにAZUKIさんと買い物に行ったりします。普段は個々にレコーディングやスタジオワークに集中していますので、4人一緒に行動するというのはあまりないんです。
撮影やライヴのリハーサルのときに4人集まると一緒に行動したりします。
この間も4人でラーメンを食べに行きました。私が「ラーメンを外で食べたことないなぁ」と話したら、「よし、行こう!」という流れになって(笑)。

―チームワークを保つために心がけていることを教えてください

お互いのテリトリーには干渉しないこと。
作曲と歌は私に任せてもらっていますし、例えばAZUKIさんには「こういうイメージの詩を書いて欲しい」というのは一切言いません。私が作った曲を渡すときは変な先入観を与えず、メロディそのものから受けるイメージに任せています。
各自が出来上がったものを持ち寄って合わせたときに初めて、「もう少し、こうしたほうがいいんじゃないか」という話をします。それで納得するまで、それぞれが持ち帰ってやり直してくるというのは、デビュー当時から徹底しています。
「やり直しするのは大変だから、このままでいこうよ」というようなネガティブな意見のメンバーはいません。
4人とも「いいと思えるものまで、とことんやり直そう」という考えだから、うまくいくんでしょうね。

―普段よく聴く音楽を教えてください

チャイコフスキーラフマニノフショパンなど、ロマンティックで抑揚の激しいものが好きです。
それと最近は映画のサウンドトラックのCD BOXセットをよく聴きますね。
職業柄、歌詞に左右されて色々考えてしまうので、メロディラインだけのほうが聴きやすいんです。映画が大好きということもあって、スタジオ入りする前に聴くと心が落ち着いてフラットな状態で自分の楽曲に向き合える、心の調整音楽です。

―どんな映画が好きですか?

スカーレット・ヨハンソンが出ている映画は必ずチェックしています。
西洋史ものも好きで、豪華絢爛の装飾や衣装が素晴らしいソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」は良かったですね。今観たいのは「ある公爵夫人の生涯」
邦画も洋画も観ますが、全般的には昔の映画に魅力を感じます。オードリー・ヘップバーンブリジット・バルドーソフィア・ローレンカトリーヌ・ドヌーヴなどは今の女優さんにはない品格があって、ひとつひとつの所作も素敵。プラス作品の映画音楽もいいですね。
映像を観るとその映画音楽が浮かぶというのは古い作品のほうが多い気がしますし、音楽がいいと何回観ても飽きません。

―ライフスタイルに関するこだわりについて、教えてください

食べることには貪欲で、美味しいものがあると聞いたら時間をかけても食べに行きたいと思ってしまいます。
今はまっているのはインドカレー。ナンと香辛料の効いたカレー、タンドリーチキンの組み合わせは最高。
行きつけの店があるというより色んなところに行きます。
今日もこの後、練馬のほうまで開拓に行ってきます!

―ご自信の性格を分析すると、どのような女性だと思いますか?

熱しやすくて冷めやすい(笑)。
取材のときに「前はコレにはまっていらっしゃると聞きましたが、最近はどうですか?」と聞かれて、「え!?そうでしたっけ」という感じ(笑)。
インドカレーの前は、家で鍋をするのに、はまっていました。
オーソドックスな鍋から始まって、次にキムチを入れて、その次にカレーを入れて、最後はチーズを入れてリゾットにしたり。
スイーツでは花畑牧場の生キャラメルにはまっていましたが、なかなか手に入らないので「自分で作ってしまおう!」とキャラメルスイーツの本を買いました。生キャラメル作りは数時間かかるみたいなので、時間が出来たら作ってみようと思います。
甘いものが好きなんです。年間通して夢中なのはマカロン。
東京ミッドタウンに美味しいマカロンがあると評判なので、ぜひ行かなくちゃと思っています。

―中村さんが好きだという映画「マリー・アントワネット」にはラデュレのマカロンが登場していましたね

そう!美味しそうでしたよね〜!
ピンクや黄色、水色など登場するスイーツの色彩も豊かで、観てるだけでワクワクしました。それも「マリー・アントワネット」が好きな理由です。
「銀座三越2階にラデュレが入っているんですよ」とお伝えすると、「え、本当!?行かなくちゃ!!」とはしゃいでいました)
「Doing all right」のジャケット写真はマカロンを意識してピンク色を取り入れましたから、今までにないポップなイメージになっています。

―携帯ストラップにマカロンのモチーフが流行っていますが、中村さんの場合は?

ご当地キティをつけています(笑)。
友人からお土産にいただいたり、自分で購入したり、たくさん集まりました。中でもユニークなのはハワイのお土産でいただいた日焼けしたハワイアンキティ。
今携帯につけているのは、この前、天橋立の温泉旅行で買ってきたもの。
天地転倒の「股のぞき」が有名な場所ですが、キティちゃんがそのポーズをしています。
その前は愛媛のお土産でいただいたミカンの被り物をしたものでしたし、実はキティちゃんが好きなんです。

―他にお気に入りのアイテムを教えてください

帽子が好きで集めています。
「Doing all right」のジャケット写真でもキャップをかぶっています。
最近買ったのは、黒のレザーの羽根付きのもの。
今度撮影のときに使おうかなと思っています。

―10年後、どんな自分になっていたいですか?

デビューしてからこれまでと同じように、着々と作品を残していけたらいいですね。
女性としては「お茶目な人」でいたいです。
あまり渋くなり過ぎず、いつまでも少女の気持ちを持っていたいです。
可愛いものには「可愛い!」と素直に反応できたり、マカロンもポップなものも好きで居続けようと思います。